おじいちゃんトイプーと一緒

おじいちゃんトイプーと一緒にすごしています。胆嚢、腎臓や肝臓のケアの試行錯誤。

血液検査… 大分回復しました

今日は血液検査でした。

肝臓関係のALT、ALPともに半減(とはいえ、まだ高い数値ですが)、尿素窒素も下がり、クレアチニンカリウムも標準値にまで下がりました。

エコー診断でも、腫れていた胆嚢が少し小さくなったようです。

ほっとしました。

食事は、スペシフィックを中心に、サツマイモ(カリウム抜きしてふかしたもの)、油を使わずに炒めたささみ、カリウムが少な目の野菜や果物、APPEの組み合わせを続けようと思います。

療養食を食べてくれました

大分食欲が戻ってきたので、スペシフィックのCRWを与えてみたら、ちゃんと食べてくれてとても嬉しかったです。

ローフタイプはフライパンで軽く焼くと良いとアドバイスをもらったので、試してみたところ、食いつきが良かったので、この方法で食べさせていこうと思います。

粗脂質0.0%以上と、脂肪分が少ないし、ビタミンやミネラルがとれるので、食べてもらえてほっとしました。

スペシフィックだけだと必要カロリーを取るのが大変なので、ふかし芋を中心に、これまでの食事を組み合わせていこうと思います。


今日も点滴。

終わった後、「点滴がんばったね」と、ルーは獣医さんに頭をなでてもらえました。

低脂肪、低たんぱく、低カリウムのごはん

退院後は、点滴をしに通院することになりました。

おうちでは、病院で指定された低脂肪の療養食を食べていましたが、数日すると、ルーは療養食を食べなくなってしまいました。

なんとか、ささみとニンジン(ゆでてカリウム抜きしたもの)のおかゆを食べてくれましたが、数日後にはまた嫌がるように。

尿素窒素の値が高いと、食欲が落ちてしまうとのこと。
炭水化物を中心に、低たんぱく、低脂肪でカリウムの少ない食事にするよう指示がありましたが、白米もうどんもパスタも食べてくれません。

パンが好きなのですが、バターやマーガリン、塩分が入っていないものが見つからず、、
そうこうする間に、ルーは食べられないので、ぐったりするようになってきてしまいました。


試しに、米粉を使って脂肪分を入れないパンを焼いてみたところ、やっとルーが食べてくれるようになりました。

しばらくはこれで元気を取り戻してくれたのですが、、また嫌がるように(-д-;)


そこで、サツマイモを1㎝弱くらいの輪切りにし、お湯でゆでてカリウム抜きをしてから、ふかしたもの(ゆでただけだと食べてくれなかったので)を食べさせたところ、やっとバクバク食べてくれるようになりました\(T▽T)/

f:id:rarurutan:20201020163952p:plain


栄養の偏りも不安だったので、APPE(高カロリー、高嗜好性の液状栄養補完食)も補完的に飲ませてみました。
ビタミンやアミノ酸が入っていて、粗たん白質 5%以上、粗脂肪 1%以上。腎臓病のワンちゃんも使っているようです。
獣医さんからも、飲んでも大丈夫とOKをもらい、ルーも喜んで飲んでくれました。(全く食べない時は、これだけを飲ませたこともありました)

食べられるようになってからは、徐々に体調が良くなってきました。

今のところ、サツマイモ、APPE、油を使わないで炒めたささみ、食べてくれる時は野菜を与えています。ルーは、以前のような元気を取り戻してきました。

 

米粉のパン
米粉を使って、バター・牛乳・塩は入れずに、砂糖のかわりにマービー(低カロリー甘味料)を少量使用。ほぼモチみたいなかんじになっちゃいました(^^;)

これだけでは食いつきが悪かったので、カボチャを少量のマービーで煮て、ちぎったパンに塗って与えたところ、パクパク食べるようになりました。

おやきのレシピでも、もっと手軽に似たものができそうな気もします。(ベーキングパウダーにはカリウムが入っているようなのでご留意ください)

手術をする?しない?

胆嚢粘液嚢腫という病気は、手術で胆嚢を取ってしまうのが良いという記事が、ネットで調べていると多く見受けられました。

でも、かかりつけの獣医さんは、この手術はけっこう難しく、成功率が7割程度。年齢や体調を考えると、手術はせずに、点滴や薬で治療していった方が良いとおっしゃいました。

手術しなくて大丈夫なのか、とても不安になり、もう1件、評判の良い獣医さんにセカンドオピニオンをお願いすることにしました。

 

新しく診てもらった獣医さんも、とても良く話を聞いてくださり、そして、やはり手術はしない方が良いのではないかとのお話でした。

手術はしないことにはしたのですが、検査の結果、ルーはとても病状が悪く、すぐにでも入院をして24時間静脈点滴をしなければならない状況でした。

胆嚢の状態も良くなく、もし入院中に破裂の危険があれば、手術せざるをえないかもしれない。一応、覚悟はしてください。明日の朝、状況を電話します。とのことで、急遽入院、翌朝の電話を待つことになりました。

数日前まで、元気で長生きしてくれそうだな~と思っていたルーが、突然にこんなことになってしまい、すぐには状況を飲み込めませんでした。
病院は家から遠いので、もし手術になってしまったら、ルーには会えないまま、手術台に。そしたら、もしかしたら、もう会うことはできないのかも。。「覚悟をしておいてください」という言葉が、胸に刺さりました。

 

次の日の朝の電話は、「ルーちゃん、体調が回復してきましたよ」とのほっとする内容でした。なんとか、ルーは2日後に退院することができました。

 

おうちでルーをだっこできることが、とても幸せに感じました。

胆嚢粘液嚢腫 そして肝臓と腎臓

はじめまして。らるるといいます。

おじいちゃんトイプードルのルーと一緒にほのぼのと生活しています。

先月のことですが、ルーちゃんが嚢粘液嚢腫で、肝臓と腎臓もとても悪いと診断されてしまいました(´;ω;`)

今思えばこれまでずっと体調が悪かったのでしょう。フードをなかなか食べてくれず、フードジプシーになっていました。診断前にやっと食べてくれていたフードは、高たんぱく高脂肪タイプのものでした。

でも、ルーは、胆嚢粘液嚢腫。この病気は、胆嚢の中がゼリー状になってしまい、最終的に胆嚢が破裂して、ワンちゃんが虹の橋を渡ってしまうこともある怖いものでした。
そして、胆嚢は脂肪の消化にかかわるところで、既にのルーの胆嚢は、高脂肪の食べ物を受け付けない状態だったようです。

それから、腎臓も悪く、これも食欲がなくなる原因でした。腎臓の病気には、低たんぱく、低リン、低カリウムが重要。


食べてもらいたい一心であげていたフードが、結果的にルーちゃんの体を蝕んでいたのかもしれません。
愕然としてしまいました(´;ω;`)ウゥゥ(獣医さんに、そうではないよと言ってもらえはしたのですが、、)

シニアになってからの健康診断の大切さを、改めて感じました。